VidMeet 5

  • 23rd July 2018
  • NHK IP live production technical PoC Report by Ikegami, Studer Japan, Hibino, Otaritec, Arista, Tectronix, Seiko Solutons
  • Panel Discussion
  • 160 Participants

告知文

放送機器のIP化は、いよいよ放送局のエンジニアが関心を寄せる段階になってきました。「まずは触ってみたい」という現場からの言葉を聞くことが増えてきています。いくつかの先行事例やデモンストレーションの活発化もあり、2018年はIP化に対する潮目が変わった年として記憶されることになるでしょう。

VidMeet5では、2018年6月にNHKが主催した「IPライブプロダクション技術検証」について取り上げます。このプロジェクトは5日間の日程で26社、100名以上がかかわった大規模なもので、SMPTE ST 2110を中心とした相互接続検証を目的としたものです。これだけ大規模なVideo over IPの技術検証は日本ではおそらく初めてのことでしょう。

今回はVidMeetでの発表を希望された各社に登壇いただき、参加者に共有する場を設けることにしました。関係者外にプロジェクトの内容が公開・共有される、非常に貴重な機会です。ぜひ積極的な参加をお願いします。

また講演終了後に懇親会の時間を設けました。皆さんの活発な意見交換の場となれば幸いです。

概要

日時2018年7月23日(月)14:00-19:00(開場13:30)
会場IIJグループ本社(飯田橋グラン・ブルーム)JR 中央・総武線「飯田橋駅」
西口改札口から、徒歩1分

東京メトロ 有楽町線「飯田橋駅」/南北線 「飯田橋駅」
神楽坂下方面B2a出口から徒歩2分
参加費無料(事前登録制)
定員100名(定員超過の場合は先着順となる可能性がございます)申込受付中
対象Video over IP技術に興味のある⽅
主催株式会社インターネットイニシアティブ

プログラム

14:00-14:10
(10分)
オープニング株式会社インターネットイニシアティブ
配信事業推進部 4K over IP Specialist 山本 文治
14:10-14:40
(30分) 
放送の要求仕様に耐えるIPソリューションは可能か?

弊社では特に、IPによる生放送のインフラ構築を目指し、本検証会ではシステム設計を担当しました。
物理的な世界観と論理/仮想空間をどうすり合せていくべきか?システム構築の際の気付き、見えてきた課題、そして驚きを皆様と共有したいと存じます。

池上通信機株式会社
製品開発戦略室
放送システム設計、ソリューション提案
今成 歩 氏
14:40-15:00
(20分) 
発表内容

弊社で持込みのLAWOのIPソリューション機器およびシステムご紹介他社様との接続について認識できたこと、やり残したことなど

スチューダー・ジャパン-ブロードキャスト株式会社
映像システム部
薗田 啓 氏
15:00-15:20
(20分) 
発表内容

システムの概要実際に接続確認が出来たメーカーのお知らせ今後の課題接続確認が出来なかったメーカーさんとの接続確認システムレーテンシーの確認

ヒビノ株式会社
ヒビノプロオーディオセールスDiv ハーマンプロ営業部
セールスマーケティングチーム
大土井 優治 氏 
15:20-15:40
(20分) 
発表内容

使用機材ご紹介連絡線インターカム Riedel Artist BoleroについてIP接続する際の注意点今回実現できたこと など

オタリテック株式会社
営業部
河野 洋三 氏
Riedel communications Japan
成田 玄 氏
15:40-16:00
(20分) 
 Break
16:00-16:30
(30分) 
アリスタネットワークスジャパン合同会社
宗像 氏
16:30-16:50
(20分) 
発表内容

PTPハイブリッド・マスタシンクゼネレータを使用した同期システムの構築についてSMPTE2110伝送におけるコンテンツレイヤのAVディレイ測定IPライブ制作システムの中継におけるPTPの利用と注意点その他、実際にやってみて気づいたことや感想など

テクトロニクス社
ビデオ営業推進
加藤 芳明 氏
16:50-17:10
(20分) 
発表内容

放送システムのIPライブプロダクションを実現する上で必要となる時刻同期(PTP:SMPTE ST 2059)製品のご紹介及びPTP時刻同期精度の測定結果のご報告IPネットワークの構築運用を担ったコンソールサーバー「SmartCS」のご紹介と役割について

セイコーソリューションズ株式会社
NS営業技術部 NS営業技術1課
宮脇 信久 氏
17:10-17:20
(10分) 
Break
17:20-18:00
(40分) 
パネルディスカッション「IPライブプロダクション技術検証を終えて」

日本でおそらく初めてと思われる大規模な相互接続検証に取り組んだ各社から、ベースバンド、IP、同期信号それぞれの立場から今回得られた知見を共有していただきつつ、今後必須となる「映像・音声と通信の融合」についてどのような取り組みが必要かを議論します。

【チェア】
株式会社インターネットイニシアティブ
配信事業推進部
4K over IP Specialist 山本 文治 

【パネリスト】
池上通信機株式会社
製品開発戦略室
放送システム設計、ソリューション提案
今成 歩 氏 

アリスタネットワークスジャパン合同会社
宗像 氏

テクトロニクス社
ビデオ営業推進
加藤 芳明 氏
18:10-19:00
(50分) 
Pizza & Drink
参加者同士の交流の場として、軽食およびお飲物を用意いたしました。大いに議論していただければ幸いです。費用不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。