VidMeet 6

  • 22nd October 2018
  • Multicast for dummies and Telemetry
  • Wave Splitter Japan, Arista
  • 120 Participants

告知文

Video over IP技術を習得しようとする放送技術者が最初に越えなければならない壁が「IP(Internet Protocol)の学習方法」でしょう。なかでも「IPマルチキャスト」や「QoS」は応用に類する技術であり、学習者はどこから手をつけたらよいのか悩むことも多いと思われます。実際にIPの学習は一朝一夕に終わるものではありませんが、エッセンスを押さえておくことで理解が深まっていきます。

そこで今回のVidMeetはIP技術にフォーカスし、書籍やネットでは得ることのできない生の情報を伝えます。また、広範に用いられているネットワークの最新技術がいかにVideo over IPに適用可能かをご紹介したいと思います。

概要

日時2018年10月22日(月)14:00-17:20(開場13:30)
会場IIJグループ本社(飯田橋グラン・ブルーム)JR 中央・総武線「飯田橋駅」
西口改札口から、徒歩1分

東京メトロ 有楽町線「飯田橋駅」/南北線 「飯田橋駅」
神楽坂下方面B2a出口から徒歩2分
参加費無料(事前登録制)
定員100名(定員超過の場合は先着順となる可能性がございます)申込受付中
対象Video over IP技術に興味のある⽅
主催株式会社インターネットイニシアティブ

プログラム

14:00-14:10
(10分)
オープニング

株式会社インターネットイニシアティブ
配信事業推進部 4K over IP Specialist
山本 文治
14:10-15:00
(50分) 
キューイングとマルチキャスト 基本的な考え方

広帯域なビデオ情報をIPネットワーク経由でやりとりする時に生じる障害や制限がデザインや使い方の問題なのか設定の問題なのか機器の問題なのか。そもそも無理がある要求なのかの判断がつかない場合が多いように見受けられます。
そこで、IPネットワークの特質から生じる苦手な要素のうちキューイングとマルチキャストの処理について解説します。

株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
森川 誠一 氏
15:00-15:15
(15分) 
Break
15:15-16:05
(50分) 
ネットワーク・テレメトリとVoIPへの適用

ネットワークにもスケールアウトの考え方が定着してきました。これにともない、ネットワークの監視、運用の考え方にも変化が生じています。
その変化を象徴するテレメトリについて、その考え方、実現方法やVoIPへの適用例を紹介します。

アリスタネットワークスジャパン合同会社
技術本部
宗像 裕一郎 氏
16:05-16:25
(20分) 
Video over IP技術の普及促進に向けて

VidMeetを立ち上げてからの一年は、同時に日本におけるVideo over IP技術のブートストラップになりました。ここではVidMeet開催を通じて見えてきた業界の課題と、VidMeet参加者がそれぞれの立場で取り組むべき方向性について提案します。

株式会社インターネットイニシアティブ
配信事業推進部 4K over IP Specialist
山本 文治
16:25-16:40
(15分) 
Break
16:40-17:20
(40分) 
パネルディスカッション「IPネットワーク屋から見たVideo over IPの世界」

「SDIからIPへの移行」という提案が放送業界から成された結果、その技術はいま急速に普及しようとしています。これまでIPネットワークはインターネットだけではなくNGN(Voice over IP)などの変革を受け入れ、発展させてきました。「IPへの移行」がいくつかあった中で、今回はどのような点に注目すべきなのか。IPネットワーク屋と放送エンジニアとが仲良くするためには、どのような相互理解が必要なのか。IPネットワークの発展に尽力してきたエンジニアがメッセージを送ります。

【チェア】
株式会社インターネットイニシアティブ
配信事業推進部
4K over IP Specialist
山本 文治
【パネリスト】
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパン
森川 誠一 氏
アリスタネットワークスジャパン合同会社
技術本部
宗像 裕一郎 氏