Telestream

Telestream Japan合同会社

Webinar Archive

2020年12月8日(火)14:00-15:00 Telestream社 製品紹介

講師:Telestream-Japan セールス・エンジニア 加藤芳明

Tektronixビデオプロダクト部門は昨年12月にTelestream社と統合しました。
この統合により、Telestream社は番組制作から編集、配信、アーカイブまでの映像・音声コンテンツ・ワークフローに対応したソリューションを提供できるようになりました。
今回は、Telestream社の3つのビジネスユニットから代表的なソリューションを紹介します。
1.Vantage Media Processing Platform:インジェスト/編集/トランスコード/QCのワークフロー自動化ツールの紹介
2.Inspact 2110:ST 2110 プロダクションネットワークのIPビデオモニタリングの紹介
3.PRISM メディア解析プラットフォーム:PRISMによるHDR番組制作サポート機能の紹介

2020年11月10日(火)14:00-15:00 インターネット回線(Flet’s光)を使用したPTP伝送実験

講師:Telestream-Japan セールス・エンジニア 加藤芳明

PTPはIPライブ・プロダクションに使われる同期プロトコルで、ネットワーク・スイッチ間を伝送して放送機器を同期します。
PTPを正確に伝送するためにネットワークス・スイッチには高精度な時間管理機構(PTP aware)が求められるため、PTPを長距離伝送できるのはダーク・ファイバーなどパケットジッタを起こさない専用の伝送路が利用できる環境に限られていました。
放送用PTPグランドマスタ SPG8000Aはパケットジッタを吸収する専用のフィルタ機能により、パケットがゆらぐPTP unaware 環境で伝送されたPTPからクロックを生成し、受信先のネットワークに安定したPTPやBB信号を供給できます。
この実験では、NTT東日本のインターネット回線(Flet’s光)でVPNルータ(SEIL)を使用し、東京都内(一部は神奈川県)の各拠点のSPG8000AでPTPを送受信することで、広域インターネット環境でPTP同期が確立できることを検証します。
この利用例として、インターネット回線(Flet’s光)をPTP伝送路として利用することで、放送局と外部スタジオや中継先との同期が可能になります。
昨今のように、編集/中継のリモートワークやリモート・プロダクションにおいても、インターネット回線(Flet’s光)が利用できる環境であれば放送局と同期したPTPやBB信号を任意の場所で得られるため、IPライブ・プロダクションに限らず、競技場やコンサートホール、GPSが受信できない地下駐車場の中継車など、現在の放送システムでも放送局と中継先との同期環境が構築可能です。